旅に出るとき、
お気に入りの香りをそばに置きたくなるのは、とても自然なことだと思います。
香水がもたらす優雅な香りは、慣れない土地での緊張をほどき、
どんな場所でも、**「わたしらしさ」**をそっと思い出させてくれる存在です。
けれど、飛行機に香水を持ち込む際には、いくつかのルールがあることを知っておく必要があります。
機内持ち込みに必要な香りのマナー
国内線であれば、基本的に500ml以下の容器なら持ち込みが可能。
しかし、国際線ではさらに厳しい基準が設けられています。
ひとつの容器は100ml以下、そしてすべての液体は合計1L以内にまとめ、
透明なジッパー付き袋に入れてセキュリティチェックを受けなければなりません。
こうした制約は少し面倒に感じるかもしれませんが、
それは逆に、旅に持っていく香りを厳選するという、
ちょっと大人な楽しみを与えてくれているのかもしれません。
旅先にも、香りの余韻を
そんなときに頼りになるのが、小型のアトマイザー。
お気に入りの香水を、ほんの少しだけ詰め替えて。
軽やかに、スマートに、香りを連れていくことができます。
わずか数プッシュ分の香りでも、
長いフライトの途中、知らない街のホテルの部屋、
あるいは朝の新しい空気の中で、
あなたの心をふっとほどく魔法になってくれるはず。
アトマイザーに忍ばせた小さな香りは、
**移動するあなたの「プライベートな空間」**をそっと作り出してくれるのです。
【まとめ】
旅に必要なのは、目的地だけじゃない。
香りという、小さな「わたしらしさ」を持ち歩くことで、
どこへ行っても、心地よく、少しだけ勇敢になれる。
次の旅には、ぜひ、
あなたをそっと支えてくれる香りも連れていってあげてください。
EAGG producer
中原 綾乃 / NAKAHARA AYANO
1995 . 5. 20 生まれ
1995 . 5. 20 生まれ
環境デザイン学科プロダクトデザインコースを卒業後、
人材系WEBメディアに就職。
その後、香りのWEBメディアSCENTPEDIAのライターとして活動。
2020年秋、フレグランスブランド「eagg」を始動。